面接で聞かれる必須の10個の質問

転職

面接のときに聞かれる質問って何があるのかな?

正直何が聞かれるのかわからないからすごく不安!

面接で聞かれる質問は大体決まっています。

ここでは絶対に対策しておきたい10個の質問について書いています!

質問は、以下の10個が相場となります。次の10個は必ず準備が必要なことで、残りはその場対応でもいいのかなというものになります。順を追ってみていきましょう!

1.まず自己紹介をしてもらっていいでしょうか?

 これは、必ず必要で、話のきっかけになります。これがない面接はほとんどないので、意識して取り組みます。「最終学歴、職歴、従事した仕事内容、各社の入社理由」を順番に説明していくことが求められます。

 大体2-3分程度で端的な感じで話すように求められることが多いですが、場合によっては5-10分ほどかけて説明を求められることがあります。ちょっと長く説明できそうなときは、「各社の従事してきた業務内容から、貴社に役立てる能力は、3つあります」と説明して3ポイントでまとめて自己PRを添えてもよいと思います。

 相手が15分とか20分とか求められる場合はそこまで膨らませてもよいですが、原則2-3分程度で終わらせることを意識し、求められることがあるので5-10分程度の自己紹介も考えておきましょう。

2.今まで何してきましたか?

 職務経歴書の具体的な質問ですね。過去の仕事ぶりが聞かれるわけですが、相手は『私たちの会社に役立つかな?』の視点で聞いてきますので、会社側の求人にあるような業務内容に照らしあわせて、答えていきます。

 例えば、『私は、XXという業務をしてきました。具体的にはXXをしてきました(求人の業務内容とのリンクを意識しながら)』というような回答になります。実際は表記のような質問はまれで、「この履歴書に書いているこの会社で、何をしてきましたか?」のような感じで聞かれます。

3.その中で何が1番苦労しましたか?

 これは、3つほどは引き出しを持っておいたほうが良いように思います。

同じような質問としては、「失敗体験は何ですか?」「挫折経験は何ですか?」「印象に残っている仕事は何ですか?」と聞かれますが、どれも、『会社での仕事ぶりを知りたい』ということで共通しています。

 そのため、『XXという業務が大変でした。特にこの部分は苦労しましたが、このようにして切り抜けました』と回答しておけば良いですね。「切り抜けることができたのは何故ですか?」とか深掘りしてきますから、そこも準備して答えておきましょう。

4.転職のきっかけを教えていただけますか?

 この質問は「志望動機」ではないことを注意してください。あくまで、「転職のきっかけ」です。そのため、転職を考えるに至った背景を述べましょう。

 例えば、「小ぶりな案件が多く、より大きな仕事につきたかったこと」「家族ができたので働き方の見直しが必要になったこと」「会社に提案した内容が受け入れられなくなり、社内におられない状況になった」など、他にもきっかけは千差万別です。

 ただ、ネガティブな説明はやめておいたほうがいいです。例えば、「残業が多く健康に悪いと思ったから」「人間関係が悪く、転職するしかないと思ったから」のようなのは控えましょう。

5.志望動機を教えていただけますか?

 これは、ものすごく大事ですね。大体3つほどの観点から用意しておくといいです。いわゆる就活の軸ですが、例えば「会社や市場の将来性」「自分の活躍可能性」「働き方」などです。

 この3点は私が使ってきた観点ですが、会社が伸びていく環境であり、さらに会社への貢献ができ、そのための環境整備があるというと「会社を伸ばしにきてくれて、その中で生きようとしているんだな」と思ってもらえます。あくまで、面接の場は内定取ることが優先ですので、会社の発展に役立つ人材ですと示す必要があります。また、ネガティブなことはほぼ避けたほうが無難です。

 志望動機は、よく深掘りしてきますから、その場で答えられるレベルで構いませんので、伝えた志望動機から何かを聞かれてもその場で答えられるように、頭の中に準備しておきましょう。

 また、新卒では、「なぜこの業界?」の後に、「なぜその中でも弊社?」と聞かれることが一般ですが、転職の場合は、そのようなことにならないのが一般的です。

6.弊社に入って貢献できることは何ですか?

 要するにあなたが提供できる価値を聞かれています。職歴が類似していれば、その内容を話をすればいいですし、その会社で3年後に活躍できるという観点でいえば、順応性をアピールすることも実はよかったりします。即戦力を期待して採用することが前提ではありますが、「本当に染まりますか?」という適応力も結構大事になりますので。大体、2~3つほど、これも準備しておくといいですね。スキルで2つ、マインド1つというところでしょうか。

7.会社に入って何をしたいですか?(将来のキャリアビジョンは?)

 これは、要するに活躍のイメージをすり合わせたいということです。スキルが分かって動機もわかった。そして価値の提供の仕方もわかった。

 あとは、それが短期と長期で具体的に会社での活躍イメージで理解したいと会社は思います。長期はその時に考えますと答えても良いですが、入って数年の活躍イメージは共有できないといけません。短期、中期、長期に分けて伝えるといいです。

8.あなたはどのような性格だと周りから言われますか?

 10個の質問に入れるには少し悩みましたが、結局「会社での働きぶり」を知りたい面接官としては、結構ここを聞いてくることがあります。そのほかには、「自分はどういう性格だと思いますか?」「自分の弱みは?」「自分の欠点は?いやなところは?」というのも、同じようなことですね。

 意地悪なことを聞かれるケースも結構あります。「欠点は?」というのは、互いにお化粧してアピールしあっている面接という場で、出す出さないを悩む本当の欠点があると思います。無難に話すのもよいですし、きちんと伏線を回収できるのであれば、あえて本当のところを伝えるのも良いと思います(他社で内定が出そうなど自信があるときに限定したほうがよいかと思います)。

9.何か質問はありますか?(逆質問対策)

 面接という場は、いろんなことを聞かれて答える場所ですが、後半で話になってくると大体言われるのは、「まぁー、そろそろ私たちとして聞きたいことは聞けましたので、逆に何か質問はありませんか?」です。ネットで調べるといくつか書いていますが、質問がない場合は入社意欲を疑われますので、時間の都合を考えて5つは用意しておきましょう。

 「会社の将来」や「入社直後に与えられるミッション」であったり、「面接官の転職理由」は結構聞いていました。あとの2つは、面接での話の中で拾っていきましたが、不安な場合は事前に5個は準備しておくといいです。

 ちなみに、面接にはおしりの時間がありますので、5個準備したが3個までしか答えられなかったということは結構あります。ただ一方で、早めに面接が終わって場つなぎをする必要があるケースも結構あります。例えば、面接時間が30分しかないという話で、互いに結論ベースで話していると10分くらいで面接官が聞きたいことは聞けたというケースです。

 残り20分ですが、ここで切り上げるのはよくないです。もはやそうなると、こちら側が質問するしか場を繋げませんので、そのためにも、少し多めに準備しておくと救われることがあります。私自身は面接時間が60分のうち45分間逆質問だったときがありました。その時は、質問の回答を質問で返して掘り下げて会話になるようにもっていっていました。案外そういうときのコミュニケーション力を問うているのかなと思います。

10.他社選考の状況、年収希望、入社時期はどうでしょうか?

 これは面接最後に聞かれることになります。この3点は人事情報ですので、必ず前もって準備しておきましょう。ただ、この人事情報は最大の関心事ですので、結構自然に用意できていたりするものです。入社時期や希望年収は特にそうだと思います。みなさんのおかれている状況に応じて、考えが十人十色ですので、ここは「動機の整理」と合うようにしておいてもらえたらと思います。  

 1点補足としては、他社選考の状況についてです。これは、実はすごく重要で、内定が出たら、オファー面談やオファーレターを内定先からもらえます。その回答期限は結構シビアでして、大体内定後オファーレターを受領してから1週間~2週間しかありません。通常面接は複数同時並行で進めているはずですので、最終面接の日程をできれば同時期に併せたいと思うはずです。そのため、「他社の選考がほぼ最終選考で今週埋まっていますので、貴社におかれましてもご考慮いただけましたら幸いです」のようにきちんと足並みがそろうよう伝達しておきましょう。

以上、面接で聞かれる10個の質問でした。1つ1つの質問自体はシンプルですが、ほぼこの10個で面接官が聞きたい質問を占めています。ぜひこれを参考に面接準備をしていただければと思います!

20代は年収アップやサラリーマンでやりたいことをやりきるために転職をしました。30代になりプライベートも両立できるようにワークライフバランスを考える転職をしました。

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