内定出たよ!!これで終わりだ!
おめでとうございます!
ただ、せっかくなのでちょっと内定後の対応も
インプットしておくといいですよ!
足並み調整をしましょう
さて、内定をもらいましたら、様々なことが頭を駆け巡ることと思いますが、内定から決断までのことについてこちらに記載したいと思います。
まずは、受けている先の足並み調整の話です。内定先が見つかり既にそこで良い場合は、飛ばしていただいて構いません。しかし、少しでも悩んでおられるなら、引き続き納得行くまで転職活動を進めた方が良いと思います。その時に、内定先の内定承諾には、期限があります。大体は1-2週間ですが、その間に他の面接先を納得行く形で終えていく必要があります。
「内定先がありますので比較検討したいため最終面接は今週中がいいです」「最終面接が控えていて本日合否を教えていただきたいです」のように、内定が出るタイミングや最終面接をうまく同時期に持っていくように面接官に伝えていく必要があります。
それに際しては、「貴社が第一志望であるのですが、やはり最も活躍できる先に行かせていただいたほうが双方良いと思ってます。そのため、(選考を早めにしてもらえるように)ご考慮いただけましたら幸いです。」のように、可能であれば足並みを調整していくことをしていってください。そうすることで、内定先が複数同時期に出る可能性が高くなり、より納得して就活を終えることができてくると思います。
内定先の決断
また、その時の判断軸はかなり大切になってきますね。みなさんが転職活動するときの動機を思い出して欲しいのですが、いざ活動をしてみると変わっていることもあると思います。心境が変化しより良い考え方に変わっている方もおられるかもしれません。そのため、『転職活動の軸』を改めて考えてみてもらえたらと思います。その時の参考になる観点としては、
・フィット性(会社理念やビジョン、人間関係の親和性)
・活躍性(企業で早期かつ長期に活躍できそうか?)
・働きやすさ(残業時間、リモートワーク、福利厚生など、価値発揮のための環境が合ってるか?)
などがあります。
私は上記を軸に転職活動を考えておりました。また、こういった軸はみなさんが独自に考えるモノだと思います。フィット感はいらないから、とにかく活躍して年収稼ぎたいなら、フィット感よりも年収ですし、ワークライフバランスであれば、働きやすさを変えた方が良いかもしれません。
軸は多くなるととても結論が出しにくいので、大方針は3つほどに絞り、大方針の意味付けは上記のように括弧書きで書いているようにすると良いかと思います。そして最後にジャッジするようにして、より納得する形で転職活動を終えてもらえたらと思います。
余談ですが、心理的に負担が重くなってくるのがこの時期であり、こういう時は、とにかく健康を大切にしてゆっくり寝ること、バランスの取れた食事など、意識して心身を整えるように心掛けてもらえたらと思います。
契約条件の交渉について
選考企業の足並みをそろえながら、内定先の雇用契約の条件を考慮していくことが必要になってきます。内定が出たら、内定先から「オファーレター」が届きます。雇用契約の内容の概要版みたいなもので、配属先、ポジション、役割、等級、給与、勤務地などが記載されています。
ここで、自身の価値が金額をもって明確に提示されるわけですが、雇用条件をできるだけ自分にとって有利にしていきたいと思うのは自然かと思います。また、同時に内定承諾期限も明確に提示されます。大体1-2週間ぐらいで返事をする必要があることはお伝えしました。
この契約条件の交渉ですが、私の所管では、劇的な変更は難しいと思っています。ベンチャー企業や中小企業など、まだ人事機能が整っていない先であれば、結構交渉できることがあります。例えば、リファラル採用で社長面談をしたときに、年収の話になったことがありますが、「XXの金額なら、現職で働こうと思います」と伝えたら、「弊社で働いてほしい!いくらほしい?」といわれまして、「現職の基本給の20%は上げてほしい」と伝えたら希望通り基本給を上げることができました。しかし、大企業の場合は、オファーレターを「受けるか受けないか?」のような感じになる印象です(オファーレターのタイミングは最終局面であり、あくまで面接時に希望を通しに行くのが王道です)。
ですが、内定承諾の時期を1週間ほどずらすことは出来ます。やり方としては、どうしてもやむを得ない事情があると伝える方法です。「家庭の事情で大事な話が翌週にならないとできない」「他社の最終面接の選考結果がXX日になるので、貴社に入れることは、なんとも現段階で判断できない」というような理由ですと待っていただけることがあります。
採用企業としてもあくまで「会社で活躍してもらいたい」と思っているわけですので、そのため、より活躍してもらうための観点から、待っていただくことができる可能性があるということです。ぜひ、「一番」自分が納得いく会社様にお会いしていただき、ご縁があればと思います。
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